梅毒

梅毒

病原体は、梅毒トレポネーマという病原体で、
感染経路は、性的接触を介する皮膚や粘膜の病変との直接接触です。

 

最初は性器や口から感染し、しこりやただれが出てきます。
次第に近くのリンパが腫れ、その後3〜12週間くらいの間に、発熱、全身倦怠など全身症状とともに、皮膚に様々なタイプの発疹が現れ(第2期)、さらに10〜30年の間に心臓や血管、脳が冒される(第3、4期)。

 

治療は抗菌薬で、第1期では2〜4週間、第2期では4〜8週間、第3期では8〜12週間程の治療期間がかかります。

 

発見が遅れるにつれどんどん進展していき、精神神経異常、死に至ることもあります。
母体の感染により、治療前に妊娠してしまうと出生児が先天性梅毒になることもあります。